肥満

買い物でお金や商品の受け渡しをする時や、仕事で握手をする時等、手汗が気になるシーンは沢山あるでしょう。

手汗の原因は精神的な要素やホルモンバランスの乱れが影響しています。そして肥満も手汗がひどくなる原因の一つです。

しかも、肥満の人の汗はベタつく傾向があるため気になる場面も多いのでしょう。ここでは肥満と手汗の関係、手汗がべたつく理由についてご紹介いたします。

肥満の人はどうして手汗をかきやすいの?

肥満とは体内に多くの脂肪が蓄積された状態のことを表します。

肥満の方は体温を調節するために汗をかきやすくなっています。実はかなり大切な機能です。

体内に熱が溜まってしまうと、熱中症のような状態になってしまったり、体の機能や内蔵などの器官に負担をかけたりと体に悪影響を及ぼすため、汗をかいて熱を体外に排出する必要があるのです。

しかし、肥満の人の体には皮膚の下につく「皮下脂肪」が多いため、体内に熱がこもりやすく、更には蓄積された熱をうまく外に逃がすことができません。

そのため普通ならあまり汗をかかない手のひらといった部分からも汗を放出する必要があるのです。肥満の人に手汗をかく人が多いのは、体温を上手く調節し、体を正常に保つためだと言えるでしょう。

どうして肥満の人の汗はべたつくの?

手汗がサラサラならまだしも、ベタベタすると余計に気になってしまうことでしょう。

特に肥満の人の汗はミネラルや塩分が含まれているため、べたつきやすくなっています。

汗は血液から作られており、汗腺が正常に機能していればミネラルや塩分といった成分をきちんと血液に残し、主に水分だけを汗として排出することができます。

しかし機能が弱っていると、汗腺は血液からうまく汗を作ることができず、ミネラルや塩分が含まれたままの水分を汗として排出してしまいます。特に肥満の人の汗腺は運動不足等で弱っている場合が多いようで、機能も衰えがちです。

そのため汗がベタつく傾向があり、その中でも普段汗をかきにくい部分である手には尚更ベタベタした汗を排出してしまうようです。また肉類や糖類、脂っこいもの等の食事も汗がベタつくことに大きく関係しています。

汗は血液から作られているため、血液がドロドロしていると汗もベタついてしまうのです。特に触るという機能を司っている手のひらは感覚に優れているため、他の部位に比べるとよりベタつきを感じてしまうことでしょう。

手汗やベタつく汗を改善するためには!

肥満を解消することで、手汗やベタつく汗を改善することができます。

皮下脂肪を減らすことで体温調節が行われやすくなり、大量に汗をかく必要や手のひらといった部分から発汗を行う必要もなくなります。脂っこい物や肉類の摂取を減らす、日常に運動を取り入れる等、生活習慣を見直すことからはじめてみてはいかがでしょうか。

運動等によって汗腺を活発にしておくことで、汗に含まれるミネラルや塩分も少なくなり、汗がべたつく心配もなくなるようです。脂っこい食べ物や肉類を減らすことで肥満が解消されるだけでなく、血液をドロドロからサラサラに変えることができるでしょう。

これらの食べ物には汗をベタつかせるだけでなく、汗の匂いをきつくするといったデメリットもあるため、体臭の軽減も期待できます。またベタベタ汗の改善に効果をもたらす食べ物として、大豆が挙げられます。

大豆のイソフラボンには汗の素となる血液をサラサラにしてくれる作用や、発汗を調節する作用があるため、汗のベタつきを抑えるのに有効とされています。豆腐や味噌、納豆等を上手に摂り入れると良いようです。

手のベタつきはもちろん、汗が気にならなくなると人とのコミュニケーションが快適になることでしょう。