口臭

 

自分から発せられている臭いは自分自身では気が付きません。

しかしながらその臭いが他人に不快な思いをさせているかと考えると、気をつける必要があるでしょう。他人から発せられる臭いによるスメルハラスメントという言葉もよく聞かれます。

他人に不快感を与える臭いにはわきがなどの体臭や口臭があります。体臭と口臭が両方強い方もいますが、これらの臭いにはどのような関連性があるのでしょうか。

口臭がきつくなる原因

口臭が起こる原因ですが主に2つに分けられます。

1つは生理的口臭と呼ばれ、にんにくなどの臭いの強い食べ物やたばこが原因です。これらの臭いの強い食べ物を体に入れると、それが血液から体全体を巡って、息として出てくるため強い口臭が出てきてしまうのです。

もう1つが病的原因による口臭です。病的と一口に言ってもさまざまな原因があり、最も多いのが口の病気に関連するものです。虫歯や歯周病、口内炎といった歯や歯茎のトラブルを引き起こすのは菌の仕業によるものです。

その菌が歯や歯茎から嫌な臭いを発生させてしまうのです。

鼻や喉の病気が原因で口臭が起こることもあります。たとえば鼻水がたくさん分泌されているときは、それらが喉の奥にへばりついて嫌な臭いを発生させていたりするのです。

他にも呼吸器や胃腸系の病気、糖尿病などの病気も口臭を引き起こす原因になります。

わきがと口臭の関係性について

わきがで悩む方もいますが、その原因はわきの下にあるアポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌される汗が原因です。

それなので口臭が発生する原因とは全く異なりますので、口臭とわきがに関連性はないのです。

しかし直接的な関係はなくても、間接的に影響を与えている可能性は十分に考えられます。

それはわきがであることが原因でストレスを抱えやすいからです。

日本人のわきがの割合を調べてみると全体の約10%と海外の方に比べて少数ですので、自分がわきがであるとわかると、それを深刻に受け止めてしまうのです。

自分のわきがの臭いが気になってしまい、汗をかいたり人前に出たりすることが怖くなったり、強くストレスを感じるようにもなってきます。

強いストレスを受けるとそれが原因で胃腸機能が低下してきてしまうのですが、それが口臭を引き起こしてしまうのです。他にも食べている物が原因で口臭とわきがの両方の症状が強く出てくることがあります。

強い臭いを発するものや肉類を多く食べている、喫煙の習慣がある方は、それらの臭いが体から発せられるためわきがも口臭も強い傾向にあります。

わきが対策で口臭を緩和する

わきがと口臭には間接的ではありますが関連性があります。

両方の臭いが気になるときの有効な対策としては、わきがによるストレスを強く感じないためにしっかりとケアをすることです。

わきがはわきの下のアポクリン腺からの汗の量が増えることで臭いを発生しますので、脇の下を清潔に保つことが重要です。

汗を吸収してくれる脇汗パットを使用して汗が直接洋服や下着につかないようにするのも有効な策の一つです。

また脇汗をかいたら汗ふきシートなどを使って、こまめに汗をふきとる、デオドラント製品を使用して汗の量や臭いを抑える対策も効果的です。

下着や洋服は小まめに洗濯をして、防臭効果の高い柔軟剤を使用することで、臭いの発生を抑える効果が期待できます。しっかりと対策をとることでわきがの臭いを気にするストレスも緩和されてきます。

それがわきがのストレスによる口臭を発生させるリスクを減らすことにつながり、口臭が起こりにくくなります。

また日ごろから歯磨きをしっかりと行う、歯科医院に定期的に通って歯や歯茎の病気がないのかをチェックしてもらうのも口臭予防と改善に効果的です。